HSPの私が経験した職業と働きやすさ

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みなさんはHSPという言葉をご存知ですか?

HSPとは

Highly(ハイリー)
Sensitive(センシティブ)
Person(パーソン)

の略称でアメリカの心理学者、「エイレン・N・アーロン博士」が提唱した
人一倍敏感で感受性豊かな性質を生まれつき持った人のことです。

5人に1人がHSP気質であるとされているので結構な割合でいますね。

例えば

☺ 自分が怒られているわけではないのに他人が怒られているのを見たり聞いたりしているだけで気分が悪くなる。

☺ 他人と長時間一緒にいるとドッと疲れる。

☺ 強い匂いや光、大きな音が苦手。

など感受性が豊かで心が揺さぶられやすい特徴があります。

HSPは病名ではないため、医師などから診断がおりることはありません。
ネットでHSP診断テストを検索して自分で診断することになります。

こんな風に自分のHSP度合いを診断できるサイトがいくつかあります。

私の場合は、中程度でした。
中程度でも非常に繊細な部類になるんですね。

HSPの人は人並み以上に心が疲れやすいので仕事が長く続きにくい傾向にあります。

HSP気質が強い人は仕事内容や環境をよく考えて職業選択をした方が仕事が続きやすく、負担が少なく働くことができると思います。

ここでは私が経験してきた職業とそのメリット・デメリットを紹介します!
(あくまで個人的な社会不適合者の体感です^^;)

県庁の臨時職員

働きやすさ:★★★★☆

ここでは事務仕事をしていました。
主にサポート業務をしていてそんなに責任の重い仕事はしていません。
直属の上司が投稿主と一緒でオタク気質な人だったので雑談なんかも楽しかったです^^

事務仕事は、長時間同じ人と同じ空間に缶詰めになるので、職場や事務所の空気が悪いと雰囲気に敏感なHSPさんはとてもしんどくなりやすいです。

HSPさんは正確で丁寧な仕事が得意だと思うので事務仕事自体は向いていると思います。。

しかし長く続けられるかは職場の雰囲気や環境にかかっています。

事務仕事はコツコツ黙々とやるイメージですが、周りと連携、協力しながら進めていくのでコミュニケーションはしっかり求められます。

私の在籍していた課の課長が「どうせ仕事をするのなら楽しくやろう!」ってよく言っていたんですね。

そのおかげか課の雰囲気は良くて働きやすかったです。

こういう職場に巡り合えたらラッキーですね。

学童保育

働きやすさ:★☆☆☆☆

ここでは学校終わりの小学生と一緒に過ごす指導員をしていました。
一緒に遊んだり、宿題をしたり、イベントをしたりしていましたね。

まず思うのがHSPさんは1対複数が苦手だと思います。

1対1でじっくり相手に向き合うことには長けている人が多いと思いますが、1人でたくさんの人数を相手にすると色んな状況で色んな人の感情を相手にするので疲れ果てます^^;

ましてや相手は理屈とか通じない子どもだったのでなんと言えば納得してくれるのか悩みました。

暴言が飛んでくることも日常茶飯事で、子どもが言ってることとはいえ心が削れます。

また女性の職場なのでチームワークとコミュニケーション能力が大事です。
幸いにもここは陰険な人とかいなかったので良かったです。

騒がしい環境と臨機応変さを求められ、1人で複数人を相手にすることが苦手傾向にあるHSPさんにはあまりおすすめしないです。

スーパーのレジ打ち

働きやすさ:★☆☆☆☆

ここは派遣で紹介されたところでした。

あくまで私が働いたスーパーでのお話ですが、女性の職場だったのでギスギスしがちでした。

陰口とか揉め事とかドロドロしてましたね。
3ヶ月しか働きませんでしたが居心地は悪かったです。

良かったところは、出勤時間も休憩時間もバラバラなので気が楽でした。

みんな同じ時間に出社し、同じ時間に休憩し、同じ時間に帰るのが個人的に苦手なので他の人とずれたタイムスケジュールで行動できるのは良かったです。

あと案外お客様からクレームを言われるのは平気でした。
そのときだけの相手なのでとりあえず謝ったりしてやり過ごしていればわりと大丈夫です。
毎日顔を合わせ続けるような相手じゃないから割り切りやすいです。

人間関係の悪さと勤務時間が17:00~23:00という夕勤であること、家から遠かったことが思った以上にしんどくて辞めました。

倉庫作業員

働きやすさ:★★★☆☆

アルバイト2年、正社員3年やってました。

倉庫作業というとモクモク作業というイメージかもしれませんが、閉鎖的な環境であるから人間関係が濃いんですね。

そしてクセの強い人が多い^^;
強くものが言える人の意見は割となんでも通るのですが、その傍らでしわ寄せを食らう人がいて、なんというか秩序がない感じでした。

噂話はすぐ広まるし、他人の行動を監視している人もいて気持ちが悪かったです。


仕事内容は単調作業で難しくはないと思います。

慣れてさえしまえばスピードは後から付いてくるといういたってシンプルな仕事です。

ルーティン作業が落ち着くという人にはとても向いています。
HSPさんはこのあたりは得意分野なのではないでしょうか。

派遣とかでも色んな倉庫に行きましたが、やっぱり変わった人が多いなと思いました^^;

そこの環境と人間関係にさえハマれば悪くない仕事だと思います。

アパートの退去後清掃

働きやすさ:★☆☆☆☆

ここは一言でいうと超ブラックでした^^;

私はパートなので関係ありませんでしたが、社員さんの残業時間が160時間とかでしたし、そんなに働いてもボーナスもない会社でした。

基本的に一人で物件に行って、1日3件くらい清掃して帰ります。

一人でモクモクとできていいと思うでしょう?

でも思ってた以上に部屋が汚いことが多くて時間かかるんですよね。
お昼ご飯食べる気なくすぐらい汚い部屋だったり、ゴキブリの死骸だらけだったりわりと重労働でした。

いくら時間がかかってもいいのなら気楽にできるのですが、清掃の仕事は丁寧かつスピードも大事なんですね。

『きれいに見せる』

ってことも重要なんですよね。

1日3件回らないといけないから1つの部屋にそんなに時間をかけていられません。
一応18時までという勤務時間も決まっているので「全部行けませんでした。」ってこともあるんですよね。

回れなかったら残して帰ってもいいとは言われているんですけど、当然いい顔はされないんですよ^^;


HSPさんは細かいところまで気になるし、完璧主義な人も多いですよね。

あとから別の人がチェックにも入るから結局手を抜けないし。

でもどうがんばってもそんなに早くきれいにできないし、時間との闘いがプレッシャーでしんどかったです。

もうこんな時間かと時計ばかりみて時間に追われ、昼食も車で移動中に食べる。


「なんでパートでここまでしんどい思いしてやってるんだろう。」

と思ってなにかぷつっと糸が切れましたね。
パートでも仕事は真面目にやらなくてはいけませんが。

丁寧な作業が得意な反面、手の抜き方がわからなくて精神的にプレッシャーを感じやすい性格がこの仕事に向かなかったです。

要領がいいタイプの人にはおススメです!

あと掃除の知識は結構つきました!笑

建築会社の一人事務

働きやすさ:★★★★☆

ここは日中は職人さんが現場に出ていて1日の2/3くらいは一人でモクモクと事務作業をしています。

この落ち着いて1人モクモクと事務仕事をする環境がとても働きやすいです。
心が揺さぶられることもなく、集中して仕事に取り組むことができます。

懸念点としては誰もいない時間が長いので、わからないことがあってもすぐ聞けないことですね。
電話やLINEを入れて折り返してもらうことになります。

ただそれくらいでほとんどストレスがありません。

個人的にHSPさんが働きやすい条件がそろっていると思います。

・一人で集中して作業できる
・人間関係のストレスがあまりない
・割と自分の裁量で進められる

求人の数自体があまりないのがネックですが見かけたら応募してみるのもいいんじゃないでしょうか。

まとめ

私が働いていて苦手だと思ったことは

✘臨機応変な対応が多く求められること

✘ギスギス、ドロドロした陰湿な人間関係 

✘閉鎖的な空間、環境

✘人を選んでキツイ言い方をする人

✘みんな一斉に同じタイムスケジュールで動くこと

個人的に考えるHSPさんの働きやすい環境は

◎ 落ち着た雰囲気の環境

◎ 悪口が蔓延っていない、いじめや不当に扱われたりすることがない

◎ 一人で集中して作業できる

◎ 細やかで正確な仕事が評価される

などが挙げられると思います。

パソコン作業が苦手じゃなかったら淡々とPCに向き合う仕事なんかが合っていそうですね。

自分の中でじっくり考えて確実に仕事をするスタイルが個人的には合っていると感じます。


世間では

『みんな辛くても耐えている』

といわれると思いますが、

『耐えられるキャパ』って人によって違いますよね。

同じ出来事でも80くらいのダメージを受ける人と30くらいにしか感じない人もいます。

がんばれる範囲でがんばったら、食いしばれる範囲で食いしばったらいいと思います。

どうか壊れるまでがんばらないでください。

HSPさんが特別な存在だということではありません。

自分の性質に合った生き方をしましょう!
自分の心が健康でいられる生き方をHSPさん側が選びましょう。

みんな自分らしくいられますように!!